5号機移行後の業界の現状

2007年10月から、すべての遊技場(パチンコ店やパチスロ専門店)に設置できる機種は5号機のみとなり、4号機は設置できなくなった。しかしながら、4号機での『北斗の拳』→『北斗の拳SE』、『吉宗』→『押忍!番長』『秘宝伝』への入れ替えのように、一気に十台単位で入れ替えるという傾向は見られない(4号機ジャグラーシリーズから『アイムジャグラーEX』への入れ替えは除く)。メーカーによっては4号機の下取り、新たなリースプランの導入などで入れ替えの経費を押さえ、促進しているにもかかわらず、数台ずつ導入していく店がほとんどである。なかには、シマを改造してパチンコ台に入れ替えたり、ベニヤ板で台の入っていた場所をふさいで総台数を減らしたりするところもある。4号機人気によってパチスロ専門店として改装・開店した店が、再びパチンコとの併設店(甚だしい場合はパチンコ専門店)に戻ったり、店自体を廃業したりすることも少なくない。2号機以前から営業していたような老舗の閉店も相次いでおり、事態は深刻である。2007年度のパチンコ店倒産件数は前年比37.1%増の大幅増加となった[2]

また2007年秋以降、一部のパチスロ店で4号機以前のパチスロ機を意図的に撤去せずに設置し続ける例[4]や、4号機以前の台を並べた無許可営業店(俗に「地下スロ」と呼ばれる)が現れており(このような店では、貸メダル1枚の単価が100円を超えるような高レート営業が行われることもある)、これについての摘発事例も報道されている[5][6]。地下スロについては暴力団が関与している疑いも浮上している[7]